金属材料は単体ではなく複数組み合わせる事で性能が上がる

金属材料は単体ではなく複数組み合わせる事で性能が上がる

金属材料は表面処理によって耐久性が向上している

様々な種類のネジ

丈夫で耐久性に優れるイメージが有る金属材料ですが条件によっては簡単に劣化してしまう点には気を付ける必要があります。例えば金属材料の95%を占める鉄骨では塩分や水分に弱いという特性があります。純粋な鉄は外部からの影響を非常に受けやすく、塩分や水分の影響で簡単にサビが出てしまいます。海風が当たるような場所に鉄剤を放置しておくと1ヶ月もたたずにサビでボロボロになってしまいます。
鉄骨のサビ対策として開発されたのがステンレスです。ステンレスは含有成分を工夫することでサビへの耐性を高めています。これまでサビを気にして鉄骨を使えなかったような場面でもステンレスが開発されたおかげで耐久性に対する不安が解消されています。
鉄骨以外の非鉄金属でも耐久性の問題はつきまといます。鉄のようにサビは発生しなくても緑青を吹いたり腐食して穴が開いたりする金属材料はたくさんあります。ステンレスのように成分を工夫することで耐久性に高い金属材料が開発されることもありますが、多くの場合は表面処理を施して耐久性を向上させています。
アルミやステンレスなどサビや腐食に強いとされる金属材料も製品として販売される場合は耐久性向上のために表面処理を施すのが一般的です。表面に傷をつけてしまうと、そこだけ表面処理の効果がなくなってしまうので気を付けましょう。

金属材料を使用するにはコストがかかる

金属材料を使用するときに大きく悩むのがコストの問題です。どんな金属材料を選ぶにせよコストの問題は避けて通れません。できるだけコストを下げたいのは当然ですが、強度や調達の問題などを考えると安易にコストを切るわけにもいかず悩みの尽きない問題です。
金属材料のコストを下げるのにもっとも重要なポイントが調達の容易さです。一般に調達が容易な金属材料であればあるほどコストは安くなります。店に行けばいつでも購入できるありふれた金属材料とオーダーで発注する必要がある金属材料ではコストに差があるのは明らかです。広く流通している金属材料ほどコストが安く抑えられるので建築や機械などを設計する際はあらかじめ決められた規格にそって使用する金属材料を選びます。
加工コストにも注意が必要です。金属材料そのものを安く調達できても加工コストがかさんだら台無しです。加工時に発生する費用は複雑な形状や特殊な処理をするほど上昇します。さらに加工にかかる時間的なコストも無視できません。加工に手間取ればそれだけスケジュールが押してしまいます。総コストを抑えるためにはできるだけ少ない加工で済むような工夫や設計の見直しなどの努力が必要です。
安全にも関わることなのでコスト削減のための見直しには慎重さが求められます。

金属材料とアレルギーの関係について

「新しいピアスをつけたら耳がかぶれてしまった」「夏にネックレスをすると首回りがかゆくなる」といった症状を経験した人も多いかもしれません。これらは金属アレルギー症状の1つで、放置しておくと症状が悪化してしまうこともあります。
アレルギーとは、一般的に細菌やウイルスなどの異物に体の免疫機能が反応する事をいいます。しかし金属材料はウイルスでも最近でもありません。では、なぜ金属にもアレルギーがあるのでしょうか?
金属アレルギーは、体に金属材料が触れる事で起こるアレルギー反応です。金属が触れている部分に汗などが付着すると、金属がイオン化して流れ出します。その時に、皮膚と反応して本来とは違う形の「異種たんぱく質」となって体内に入り込みます。体は「いつもと違う形のたんぱく質が体内に侵入してきた」と判断し、免疫異能によって異物を排除しようとします。これがアレルギー反応で、金属周辺の皮膚にかゆみやかぶれの症状が出てしまいます。
秋冬は何の症状も出なかったアクセサリーが、夏場になると金属アレルギーになってしまうというケースがあります。これは、汗のかきやすい夏に、アクセサリーからイオン化した金属材料が汗に流れてしまうことが原因と考えられます。
特に汗をかく時は、金属に気をつけましょう。

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